「神戸ペーパーパペットシアター
~しょうもない工作屋~」
2014.11.3
神戸文化祭
*神戸文化祭は、2013年からの始まりました。11月の文化の日を含む期間に神戸で活動するそれぞれが、共通の旗を掲げて自分は神戸のまちでこんなことやってますと表明する試みです。
この頃の神戸文化祭でマキコムズは、「街なかを移動しながら知らない人と何かやる」をテーマにしていて、この年は通りがかりの人にパペットを作って遊んでもらおうと移動式のシアターを作りました。顔出しと紙人形パペットが合体したようなものです。
劇場は、薄っぺらい屋台形式で、強化段ボールの廃材に色を塗って、開け閉めできるカーテンや移動の車輪もつけてなかなかのできになりました。穴から自分の顔を出して、人形の手を動かすとユーモラスな見た目になって寸劇ができるというしくみです。紙人形は、好きな服を着せてブローチとして持って帰ることもできるんです。
神戸元町の旧居留地の一角に屋台を置いてみましたが、怪しげに眺められるばかりで1時間ほどが過ぎました。そこに通りがかった結婚式帰りの男性グループが初めてやってくれました!段々乗って来てヒゲをつけたり、メガネをかけたり、なぜか声色も変えて自己紹介したりして演じてくれました。そこからは親子や友だち同志での参加もあって、第一回は、成功だったのではないかしら?
この後もペーパーパペットシアターは名前や形式を変えつつ色んなところで展開しました。皆さん初めは恥ずかしそうにしていたけれど、パペットを動かしだすと、知らない人とも話せてしまうコミュニケーションツールとして、マキコムズの定番になりました。
(マスダ)