「KIITOマルシェ2028」会場デザイン
2018.5.26
KIITO(神戸市)
*KIITOマルシェはポートアイランドにある、病気とたたかう子どもとその家族のための療養施設「チャイルド・ケモ・ハウス」を支援することを目的としたチャリティイベント。
KIITOマルシェ無事終わりました‼︎
たくさんの方々に参加してもらえて嬉しいです。(長いです)
まだお祭りのあとみたいなボーッとした幸福感に満ちた頭で色々思い返しています。
2月に今回の会場デザインのお話をいただいてから、マキコムズで決めたことは、「とにかくたくさんの人に関わってもらおう。チャイルドケモハウスのことを知ってもらおう」ということでした。これは、それまで出店者として参加していた時に自分たち自身も希薄だったなという思いもあったからです。
デザインは、2人の中で膨らんであっという間に決まりました。あの大空間にみんなで描いたキリンが並んだらさぞ圧巻だろうな。とか天井を水の中から水面をのぞいてるようにしたいなとか。妄想が止まりませんでした。
キリンの絵や鳥たちは、事前ワークショップに参加したたくさんの子どもや大人とワイワイ言いながら作って楽しかったです。
チャイルドケモハウスも実際に見せてもらって、先生方やスタッフの皆さんの「病気をしても笑顔で育つ」って言葉に、さらに楽しくやらなければと勇気ももらって、病児たちにもパタパタ鳥を作ってもらって会場に飾りました。
きのう当日は、フリーで会場を回ってたんですが、出店者の時にはゆっくり見れなかった皆さんのワークショップにも参加してクオリティの高さに感心しきりでした。美味しいものもいっぱい食べれたし。
チラシやケロッの音声を作ってくれたデザインヒーローさん、施工でお世話になったPOSさん、破竹と美味しいご飯提供してくれたNIUファームさん、とにかく手作業が山ほどあったので、ボランティアスタッフには、とても助けられました。何よりずーっと快く今回のことを支えて進めて下さった加藤さん、藤墳さんはじめKIITOスタッフの皆さんには本当にお世話になりました。
最後の1か月はKIITOに通い詰め、長くて大変だったけど、ホントに楽しい体験させてもらいましたー。準備室だった3Bを離れるのが名残惜しいくらいです。
このマルシェで、1人でも多くの人が
チャイルドケモハウスのことを知ってくれていたら嬉しいなあ。
2018.5.27.マキコムズFacebookより(マスダ)
KIITOマルシェ2018で制作した水面、木 19本やキリン一頭がKIITOスタッフさんによりリヤカーで運ばれ、嫁入りに。
KIITOから神戸大橋を渡ってポートアイランドへ。
嫁ぎ先は、チャイルド ケモ ハウス!
子どもたちにも会場気分を味わってもらえるね。
カエルやオタマジャクシを探して楽しんでくれるかな。
だといいなぁ。
2018.5.28.マキコムズFacebookより(カワサキ)
チャイモケに移動中
チャイモケに移動完了
Kiitoマルシェ以降ずっと行けてなかったチャイルドケモハウスに昨日やっと行けました!
通常ならば、イベント終了後捨てることになる会場装飾を気に入って置いて下さっているのをしっかりみたいなと思って。
真っ白くスクエアでかっこいい空間に、木や水面や鳥たちが、Kiitoの時とはまた違って、とってもいい感じに溶け込んでました。これはもう感激です。チャイケモの美術担当のオホさんが描くシンプルなマスキングテープの絵画ともとても相性がいいんです。
子どもたちとは出会わなかったけれど、スタッフさんによれば喜んで写真撮ったりしてたとのこと。マキさんが名付けたチャイケモリ、チャ池って呼び名も気に入ってくれたみたいですよ。
チャイルドケモハウスを利用する子どもたちが作った鳥も飛んでいて、会場を飾ったあと、またチャイケモに戻ってきて飛んでいる。これはとても幸せな出会いだなあ。
そのうち外壁にキリンが出てくる時もあるようですよ。
2018.7.5.マキコムズFacebookより(マスダ)
後日談。
今まで突破したことがなかった目標のチャリティー金額を達成できました。
この会場デザイン後、マキコムズが受ける仕事に変化がでてきました。
2020年にはコロナもあったので、対面式のワークショップだけでなく、お家で簡単にできるワークショップ動画やSDGSについてのDOできる展示、アートに関する相談員など幅が広がりました。
また対面しなくても多くの人に手を加えてもらえる作品、環境問題について考えてもらうきっかけになるしくみなど奥行きも出てきました。
転機となる大きな機会だったなと改めて思います。
(カワサキ)