「暗闇を五感で明るくする」
2018.6
「洞窟」をテーマに某区役所にて
このワークショップの前後に地震や大雨災害があり、大変な方もいる中この内容をあげる事を躊躇していましたが、いろんな事が不自由になると人間に備わる五感が頼りになるかもしれないという思いもあり投稿する事にしました。
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2018.6.29.(金)
WS「暗闇を五感で明るくする」
「洞窟」をテーマに対象は某区役所の職員の皆さん
洞窟って薄暗い。。。というイメージから暗闇の中、指先や匂いや音で素材を感じながらカタチを作っていってもらいました。
視覚が不自由だと耳からの情報が頼りになる事、感触からわかる事、嗅覚で感じる事、味覚で味わう事、、、を大事に練りました。
ひとつの素材から全てが体感できる内容で、視覚を遮断された相手にどんな言葉を使えば相手にわかりやすく伝わるのかがとても難しかったです。
このワークショップ中には雷が光り数回なりました。
アイマスクをしていて部屋の照明がついても気づかないのに、なんと外で光る雷の光には数人が気づいたとか。
人間に備わる五感って本当にすごい事を改めて感じました。
今回のワークショップは私たちのやってきたものの中でもちょっと特殊で奥深いテーマで、育てていきたいと感じています。
この五感で何ができて、何がわかるかは個人差があるのでわかりません。
しかし、いろんな情報が途絶えた時に自己判断の要となる部分であるのは間違いない気がしています。
2018.7.16.マキコムズFacebookより(カワサキ)